フランス語 |
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現在、フランス語圏の国々は、約70カ
国
にもおよび、約5億人もの人がフランス語を話します。フランス語のみを話す国もあれば、部分的または、特定地域のみが、フランス語を話す国もあります。後者の国々に関しては、フランス語はひとつの外国語に過ぎず、自分の子供達に、フランス語を習得させることに、あまり熱心でない場合も見られます。もし、これらの人々が、フランス語で表現することができれば、更におよそ2億人もの人が、フランス語を話すことになります。フランス語圏という考え方は、世界中の、フランス語を母国語もしくは、第二母国語とする人たちという、この考えが生まれた当初よりも(1880)、幅広く、大規模になってきています。その理由は簡単です。フランス語圏のテーマは、20年も前、もっぱら地理的な観念で生まれました。しかし現在は、フランス語を話すまたは学ぶという自由意志のもとに、フランス語圏は発展しているのです。 |
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フランス語の起源 |
フランス語は、ドイツ語、英語、ロシア語と同様に、インド・ヨーロッパ語の仲間です。また、フランス語は、イタリア語やスペイン語のように、ロマンス語、ラテン語から発した言葉でもあります。ドイツ語と英語は、ゲルマン語のグループに属していますが、一部、フランス語の語彙の影響を受けていると言えます。つまり、インド・ヨーロッパ語族の言葉として、起源を同じくするために、類似した言葉があるということです。英語を話す方にとって、フランス語と英語の語彙の共通点は、常に驚きの連続でしょう。
ストラスブールの宣誓(842)はシャルルマーニュの孫達の戦いの終わりを記しています。ロテールに勝利した後、シャルル ル ショーヴとルイ ゲルマニックは、ストラスブールにて会見を行い、軍隊の前で、誓約を交わし、互いの連合を確認します。シャルルとルイの軍隊は、トゥデスコ語(ドイツで話されていた言葉、ドイツ語の原型)で宣言をする。ルイとシャルルの軍隊は、ロマンス語(フランス語の原型となる言葉)で宣言をする。この宣誓は、歴史家により記録され、最古のドイツ語とフランス語のテキストなっています。 |
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Ecole de langue française Paris
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